「親などから莫大な財産を受け継いだから金持ちになったが、何をやっていいかわからない」という類の人だったら、「とりあえず、私のライフコーチングを受けて」で話が済む。7時間と108万円を出していただければ、色々と面白いものを紹介する(別に、5時間でもいいのだが)。
 この世には、「どんなに金を使っても研究が終わらないもの」が数多く存在する。その中で、面白いと思えるものを始めればいい。「頭をフルに使う」という体験も、していただく。「頭をフルに使う」感覚さえ掴んでいただければ、金の心配をしなくていいなら、それでもう、一生楽しいことが確定する。

 更に言えば、私はたくさん、「金が余っていたらやってみたいこと」を抱えていたりする。それを「提示する」ことができる。その中で面白そうなものがあれば、やってみてほしい。


 ということで、その手の人は、とりあえず私にメールを送ってみてほしい。何を書いていいかわからないなら、「私にとっての幸せとは何か(そして、何故、実現していないのか)」か、「私が何故、退屈なのか」、「私が抱える悩み」について、それらのどれかを題名にして、考えて、書いて送ってみてほしい。もちろん、全部書いていただいても構わない。
 「金を持ってるからと言って、お前なんぞに金を出したくない」ということであれば、別に金は出さなくても構わない。

painlessmental@gmail.com

 その人たちはそれで良いとして……。「自分で金を稼ぎまくっているが、幸せだと感じられない人」について。

 自己嫌悪を原動力として、金を稼ぎまくる人がいる。「金を持っていない自分、金を稼げていない自分」には、価値を感じられない。だから、稼いでいる。そんなところだろうか。様々な「幸せを実感していなそうな」金持ちを観察して出した結論(のうちの1つ)である。

 そして、そのような人の場合、金を稼いだからといって自己嫌悪が消えるわけではない。また稼がないと、自己嫌悪が出てくるのだ。あるいは、稼いでも、「これではまだ足りない」と、更に稼ぐことになるのかもしれない。原因を根本的に解決していないから、である。だからまあ、酒に酔った時に酷いことになるのだが……(嗚呼、何度、みっともない酔いどれ金持ちを見てきたことか!)。

 そういう人は、どうすればいいか。「社会とは全く関係無い価値観」を何かひとつ獲得すればいい。「反社会的」ではなく、「社会とは全く関係無い」である。「この社会がどうなろうが(このままの状態を維持しようが、大きく変化しようが)できること」を考えればいい。
 できれば、あなた以外の全ての物質が消滅全て消滅してしまってもできることの方が良いだろう(ただまあ、「あなたが生存し続ける」ということは当然必要なのだが(身体を持たない存在として続行できる可能性もあるが))。

 その中のひとつに、哲学がある。「学問として」できなくても、「思考というものを楽しむための道具として」やることはできる。そして、哲学であれば、あなたが思考さえできれば、できる。これほど良いものはなかろう。
 

・「私が何故、この文字を読めているのか」
・「社会は何のために存在する(していた)のか」
・「どこからどこまでを人間と定義するのか、定義しうるのか」
・「私(この記事を読んでいるあなたのこと)とは、どこからどこまでを指すのか」
・「どこからどこまでが言語なのか」
・「脳と心は、どこまで別物で、どこまで同じなのか」
・「本当に、川崎・G・悠太は実在あるいは存在するのか(していたのか)」
・「人間は何故、自我意識を持っているのか(持っていないとどのように不都合なのか)」
・「他の人は、色を同じように認識しているのだろうか」
・「地球外出身者に「君は目(腕の場合も)が2つしか無いの?かわいそうに。不便じゃないの?」と言われた時に、どう説明するか」
・「なんで私は、ここまで金を稼いできたのだろう?何が、そうさせたのだろう?」

 などなど、ずっと考えていられるテーマは多数存在する(途中で書くのが面倒になっただけで、他にもいくらでもあるし、その場で作ることもできる。そして、哲学史の中で登場していないものも、ここに書いてある)。この中に、あなたが興味を持つテーマはあるだろうか?

 あったとしても無かったとしても、私のライフコーチングを受けてくれれば、あなたが気に入るテーマを提示できるし、「あとはひとりでやってね」と言えるところまで一緒にやる。
 テーマの発掘には、「あなたが不満に感じていること」を使う。不満を深掘りあるいは、一旦バラバラにしていくと、考えていて楽しいテーマが見付かる。
 ということで、ぜひ、受けてほしい。とりあえず、5~7時間くらいを想定。金持ってるなら、100万円以上くれるとありがたい(ちょっと、そのくらいの金が必要な事情ができたもので……。その金が無いと、記事書いたりTwitterやったりできなくなりそうなんです(私からの情報発信が無いと困る人がどれくらいいるかは知らんけど)。っていうか、金持ってる人向きの記事なので、よっぽどのケチでないなら100万円ください。いや、マジで。まあ、メールはとりあえず無料です。今の所。)。

申し込み用メールアドレス
painlessmental@gmail.com

 と、ここまで書いて、「「自己嫌悪のことを放置している」というツッコミを頂きそうだな」と思ったため、追記。

 「金を稼ぎまくる人特有の自己嫌悪」を取り除いた場合、「ビジネスは遊びとして純粋に楽しい」と思えない場合、「金を稼ぐのが下手になる」か、「ビジネスなんざやってられん」となりかねない。この記事だけでなってる人もいるかもしれないが……。

 というのも、ビジネスが上手い人というのは、「人を喜ばせる時に自分の価値を感じることができる人」か、「人に何かを自慢する時に自分の価値を感じることができる人」、「社会的地位の高い自分に価値を感じる人」なのだ(他にも候補はある)。
 別にそれ自体は問題無いのだが、「自分だけを喜ばせる時に幸せを感じない人」、「素の自分そのものに価値を全く見出だせない人」の場合が困るのだ。困るというよりかは、それそのものが、自己嫌悪の一部である。

 「成果を出した場合にだけ褒められる」といったような環境で育つとそうなりがちなのだろうなと想像している(可能性の1つでしか無いが)。

 そして、無能な自分になってしまった際に、その自分を受け入れられるか。年老いたら、結構な確率で、無能な存在になるわけだが、耐えられるか。この点において、「金を稼ぐのが下手になるかもしれない」というリスクを提示しつつ(そのリスクが実現した場合には、少なくとも「幸せな貧乏」にはなれるから安心してほしい)、「不幸な金持ち」には私のコーチングをオススメしている。

 
 メールアドレス
painlessmental@gmail.com