遊びを見付け、深める FIRE暇人、貴族、社長向けライフコーチング 川崎・J・悠太

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2018年10月

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短い小説 「肩の揉み方に差異はあるのか」

 「おいお前!ちょっと肩揉め!」
頼むから、ドアを蹴飛ばさないでほしいのだが。まあ、うちの女将はそういう人なのだ。あれ?そういえば。
 「男に触られるの、嫌なんじゃなかったの?」
「うーん、そうなんだけどな。そうなんだけど……。」
あれ?うちの料理以外は完璧な女将が困っておるぞ。って、料理が苦手な女将ってなんだよ。と、後に思うのだが、それはどうでもいいとして。
 
 「女が私の肩を揉むとだな、その……。気付いたら行為が始まってしまうんだ……。」
あれ、こんな顔するんだ、この人。
 「あら、それは大変ですわね。わたくしめがマッサージチェアーでも買ってきましょうか?女将さん。」などと、僕はおかしな言葉遣いでからかった。のだが。
「待てるか!」
 はぁ。

 「ってことでほら、早く早く。」女将が急かす。
「いや、僕に頼むのって、どうなのよ。」

 僕が今こうして書いているこの伝記だかなんだかよくわからないこの文章を読んでいて、なおかつ、僕らの奇妙な関係性についてあまり知らない人に説明しておこう。誰が読んでるんだか知らんけど。

 うちの女将はたくさんの恋人と関係を結んでいる。その恋人とやらは全員女だ。あるいは、身体は女で中身が男、という人もいるかもしれない。ただ、女将曰く、「身体の方に快楽さえ与えれば、結局は身体に引っ張られる」とのことだ。よくわからん。
 で、僕は男の身体で中身も男(たぶん)なのだが、「家の中に女がいると仕事にならんから」ということで、僕だけが同居している。つまるところ、僕はある種のお手伝いさんなのである。家事全般と、女将の無茶振りに応じるということをしていれば金がもらえたりする。僕の人生は安泰である。
 
 さて、今度は困った。女将に触ることはほぼ無いというか、事故でしか無かったのだ。そう、本当に。というかなんだろう。よく見るとうちの女将は美人なのだ。万が一間違いを犯したら、僕はここから追い出される。ゲーム・オーバーだ。
 やれやれ、僕は激安葉巻に火を点けた。
 
 と書いたところで女将が部屋に入ってきた。「一人で吸うな」とのことである。火を点けてから、渡した。この伝記だかなんだかわからんやつの存在はバレなかった。ちなみに、女将の葉巻に火を点けるのも僕の役目である。それにしても、部屋の密閉性はもうちょい上がらないのだろうか。
 

 さて、女将の肩揉みについては、肘でやった。揉むという行為からは遠く離れているが、肩揉みという名称にしておこう。他になんと呼ぶのかわからないからだ。

 「おいお前。まーた変なこと考えてただろ。安心しろ、お前が変なことをしようとしたら、その場で失神させるから。これで安心だろ?」
 何が安心なのかはなんとなくわからないが、女将が言うならそうなんだろうと思わせる発言である。
「そちらはそれでいいの?」と、僕が尋ねる。
「もちろん。困ってるのは、かわいい乙女たちに手荒なことをしたくないというだけで。お前ならまあ、骨折っても別に問題無いだろうし。食事は困るけど、そうなったらずっと外食するからいい。」
 うーむ、頼り甲斐のある女将である。しかし、僕の分の食事は確保されていないかのような発言である。まあ、しょうがないか。

 と、こんな日々を過ごしている。もしかしたら、この生活の風景を見て、「羨ましい」と思う人もいるだろう。もしかしたら、この伝記を覗き見て、ブログとかいうのに転載している輩もいるかもしれない。羨ましがっているのは、たぶんそいつだろう。そいつはきっと、惨めな暮らしをしているに違いない。
 
 さて、人生とはいい加減なものだな、とも思う。出会ったキッカケも、僕が絵を不法投棄しようとしていた時のことだったし。うーん、やっぱ、訳わからんが、楽しければいいのだ。

「おーい、飯作れー。ハンバーグ食べたい。」と聞こえてきた。
 やれやれ。今回はここで終わりだ。

短い小説「夜明け前のひととき」

 「おいお前!野球やりに行くぞ!」我が家の女将がまた大きな声で僕を呼び出した。というよりか、ドアを勢いよく開けた。家来である僕にプライバシーなどというものは無い。
「まだ夜明け前だけど……。午前3時だよ?」僕はその5分の1くらいの音量で答えた。寒いから、昼間になって十分に日が出てからにしてほしいのだが……。
「そうだな。パワプロでもやるか。」女将はそう言って、PS2の中のディスクを確認した後、電源を点けた。

 我が女将のことをあまり知らない人もいるだろう。少し前までは「ご主人様」と呼んでいたが、このお方はなかなかの曲者で強い。女将と呼びたくなるのだ。詳しく知りたい人は、PDFをよこせと誰かに言ってみるといいかもしれない。そう、誰かに。メールだと送りやすいはず。たぶん。

 そんなこんなしてるうちに、東野純直『PRIDE』が流れ始めた。スタートボタンを押そうとする女将を制止して、最後まで聴いた。やっぱり、良い曲だ。

 「今日はどういうハンデにするんだ?」
「平手で。」
「まーた無謀なことを。」
「身の程を知っておきたくなって。僕がどこまで弱いのか、知りたくなって。」
「まあ、良いけどな。」


 33-4で僕は負けた。何故4点取れたのか。簡単な話だ。「取らせてくれた」のだ。この手のネタ、いつ仕入れたんだろう?

 やれやれ。僕は値上げ前に買い貯めておいたビリガー・エクスポート・マデューロに火を点けた。おっと、灰皿を忘れていた。

 「おう、一本くれ。」
「はい、女将さん。」
「私はいつ女将になったんだ?ご主人様と呼ばれてる方がよかったんだが。」
「いつだろうね。」
「ま、いいや。それよりほら、火。」

 やれやれ。僕は女将の葉巻に火を点けた。

 「そういえば女将さん、最近はどんな女を食ったの?」
「それどころじゃないんだ。疲れていてな。やっぱり、お前の相手が一番ラクだ。多少雑に扱っても問題無いからな。まあ、お前如きには女と女の世界の複雑さはわからんだろうけどな。」
 僕は首を傾げた。そして、「多少?」と返したら、良い笑顔が返ってきた。
「もちろんだ!お望みなら、明日からはもっと雑にしてやるからな!」

 嫌な予感しかしないが、これもまた、僕の人生なんだよな。

DeepでDopeな人生相談

有料。お値段はASK。受けたい人はとりあえずメールするように。

painlessmental@gmail.com

金が無い人も、一応メールで軽く相談に乗る。あくまで、軽くだ。しかしながら、軽くでも、良い感じにはなるだろう。

さて、何をするかだが、タイトルの通りだ。ただ、どこまでDeepになるかは、相談者がどんな相談を持ち掛けてくるか次第。こうやって丸投げするあたりが、Dope。録音をしていただいても構わないし、個室でやりたいならカラオケボックスでやるとしよう。

場所は都内か通話。

「コーチング」と名前の付いているものに絶望した人にも、ぜひ受けてほしかったりする。とくに、「認定コーチ」なる肩書きが存在するコーチングに飽きた人には。

私の人生経験は色々とヤバい。そう、Dopeなのだ。近々、またDopeな人生経験が加わる予定だ(だからまあ、なるべく早く申し込んでね。できれば、10月中に実施できるように。じゃないと、いつ実施できるんだかわからない状況になるかもしれないし、死亡するかもしれない)

あと、当日受ける分の申し込みとかは、むしろありがたいかもしれない。ただ、午前中にメールをいただけるとありがたい。まあ、都合良くことが進むこともありうるため、午後にくれても構わない。

それと、TwitterやFacebookの方が連絡しやすい方は、そちらまで。

5時間ぶっ続け(トイレ休憩等はアリ)でやるとかの方が、正直ありがたい。10時間でもいい。どうせトランスに入るのだからすぐ終わるし、もし飽きたら、カラオケボックスであったら、ずっと私の歌を聴いていただいていても、私がハモリに行く展開でも構わない。

では、よろしく。 

painlessmental@gmail.com

短い小説 『遠い距離の居心地』

 美弥子はいつも、瑠璃という女の話をする。どうやら、夫である僕よりも重要な人物であるようだ。他方で、僕にとって妻が一番というわけでもない。共通していることは、お互いに一番目の人物の代用品として、そこに人を置いているということだった。この関係性は、ある意味で、僕にとって心地好いものであった。
 「ねぇ、瑠璃と会えるとしたら、会ってみたい?」と、美弥子は僕に尋ねた。僕は黙って頷いた。写真で見たあの髪に、触れてみたいのだ。もっとも、触らせてもらえない確率の方がよほど高いのだが。それでも、地球は回る。
 僕はパイプにバニラ味のタバコを詰め始めた。妻は、この手の面倒な趣味に興味は無いらしい。瑠璃以外には、手間をかけたくないのだろう。フレーバーで誤魔化された人生だとしても、美弥子は美弥子なのだから。そして、その妻が目で合図を送ってきた。
 やれやれ。マッチを擦り、僕は妻のマールボロに火をつけた。

 「一番になんて、なれなくていいのだろう。僕が、君にとっての一番でないように。」と、僕は沙弥香に言った。人生というものが、人生でしかないことを確かめながら。
 「そうね。でも、本当は一番になってもらえた方がありがたいのだけど。」と美弥子は言った。
 「瑠璃を忘れたい?」
「まさか。」即答だった。どことなく、安心を感じた。サスペンス映画で、迷宮入りする作品を見てしまわずに済んだと確定した時のように。
「それでも、僕は二番目が良い。」
「不思議な人ね。」
「あなたほどでは。」

 美弥子が吸うマールボロの灰が、机の上に落ちた。宮嶋という名字を"共有"する二人の間を見事に示すかのように。  

 

女にモテない女が、女と恋愛(その先も)したいと思う際に気を付けるべきこと

「いきなり襲うな!順序というものがあるだろう!女という繊細な生き物を、男というチョロくて雑な生き物と一緒にするな!」

というのがある。まあ、私は女として生まれたわけでも女として生きてきたわけでもないが、色んな人から聞いた話を裏表両サイドから書いてみようかと思った。なんというか、「他人事だからわかる話」であろう。

まず、「別にそういう趣味は無いけど、女にモテちゃうんだよねー」などと言い放つ女がいる。この手の人たちは、女に迫られたりすると恐怖を感じるらしい(聞いた話によると)

ここには、距離の縮め方がおかしいという問題が含まれている。女にモテない女は、いきなり襲ってしまっているのだ。物事には、順序というものがある。「あー、それ、男がやったらセクハラっすねぇ……。」と思うようなことは、好きになってもらってからやるべきなのだ。


しかし!男は女にベタベタ触られても「あっそ。ふーん。」と思うか、喜ぶかのどちらかなのだ(よっぽどアレならアレだが……。あるいは、女性恐怖症のガチなやつか。)。

そして、「オタサーの姫」とかいう役職を担当した経歴があると、そちらを基準に考えてしまうという悲劇が起こる。男オタクは、チョロい。あまりにも、チョロいのだ。そのチョロいのを基準に動いてはならない。嫌がってたら一瞬でやめるくらいの感覚でいないと、女はすぐに離れる。



で、この辺で書くのがめんどくさくなってきた。雑な結論は、「深く呼吸しながらオナニーしとけ」である。興奮するような場面で呼吸が乱れるようだと、獲物は危険を察知する。呼吸が荒い人間が近くにいると「あれ?これ、危険じゃね?」と思うわけだ。それも、頼れる友達だったはずの人が。

どんなに興奮しても呼吸がいつも通りのまま保てるように、色々とやっておくことをオススメする。なんなら、いつもよりも呼吸が深いくらいがちょうどいい。「ああ、安心していいんだな」と思って、身を委ねてくれやすくなる。

ついでに、指の神経を研ぎ澄ます練習だと思っておくと、実際に鍛えられる。「何のために女体を持っているのか。それは、自分の身体で練習するため。」。そのくらいに思っておくと、女の扱いが上手くなるだろう。


で、ここまで読んで「雑だなー」と思ったでしょ?その通り、雑。同じような感覚を、「襲われて怖かった女性」は感じている。「なんでいきなり?」が発生するのだ。

「自分が受け取る側になったら」と想像すると、「プロセスがすっ飛んでいることがいかに危なっかしいか」がわかるだろう。


まあ、そんなところで。この記事を読んで個別に質問したい方は、何かしらの方法で私に連絡を。

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