小説と、人生の遊び方。 川崎・J・悠太 (旧登録名: 川崎・G・悠太)

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2017年06月

「私がなんで怒ってるかわかる?」に対する思索

 「私がなんで怒ってるかわかる?」と、妻は言った。
「よくわからないが、根本的な原因としては、僕と結婚したせいじゃないかな?」と返してみたところ、蹴られた。 サッカーボールにでもなった気分だ。そろそろ蹴られるのにも慣れる頃かもしれない。
「私のせいって言いたいの?」
「まさに。僕は頼まれて結婚したまでだ。」 そう言った次の瞬間から、記憶が飛んでいる。やれやれ。

 どこか違う世界に来てしまったような感覚になる。残る頭痛と眩暈のせいかもしれない。気付けば、3年前の記憶。この頃はまだ、お互い筋肉の少ない体だったな。
 そうこうしているうちに、声が聞こえてきた。ああ、まだこの頃は妻の声も高かったな。僕に罵声を浴びせているうちに、喉が傷んでしまったのかもしれない。喉は使ってれば鍛えられる、というものでもない。痛むし、その他の筋肉よりも回復が遅い。残念ながら、回復しないこともある。

しかしまあ、声は高ければいいというものでもない。
 

小説『アメスピを持たない女児と、500年の回想』

 9日15時頃、東大阪市若江北町3丁目付近で、下校中の女児に対して、男が「おいで」等と声を掛ける事案が発生。男は500歳位、白髪交じりの短髪、茶色長袖シャツ。
 女児はランドセルから取り出したマールボロに火を点けながら「どこから来たの?遠い国の人?」と問うた。それも、見てはいけないようなものを見ているかのように。
「ずっと日本に住んでいるよ。500年もね。いや、細かい数字は忘れてしまった。それよりお嬢ちゃん、子供がタバコを吸ってはいけないよ。」
やれやれ。なんともまあ、もっともなことを言うものだ。僕は感心した。しかしながら、500年も生きている割には、中身はどこか現代に染まりきっているようにも見える。
「いいじゃない、別に。パパがハルキストだからってマールボロばっかり買ってくるのよ。健康のことも考えて、アメリカン・スピリッツにしたいのだけれど、誰も売ってくれないの。」
「健康のことを考えるのなら、タバコは辞めた方が良い。私が飴をあげるから、代わりにそれを舐めていなさい。若い頃くらい、甘い思いをしておくのも、悪くはなかろう。」
「私の心配をする前に、あなたはその見た目を気にしたらどうなの?」
ふたりの会話を遠目に見ている僕は、アメリカン・スピリッツの青い箱を手にしていた。昨日、友人から箱ごと頂いたのだ。身体に合わないから、と。
「あら、そこのあなた、良いもの持ってるじゃない!私にくださる?」
やれやれ。
「この方の言う通り、子供は飴でも舐めていたらどうだね?あるいは、チョコレートでも良い。」
「全く、この辺の大人は役に立たないわね。やれやれ。」またしても、女児は言うことを聞かない子供に呆れる母親のような顔をした。
およそ500年の時を過ごした口から、「私たちではこのお嬢さんの役に立てないようだ。」という言葉が出て来た。まるで、春になっても片付けられていない枯葉のように軽い声で。僕も同感であった。

 そうして、500年の時は過ぎた。あの女児はきっと、オーガニックのタバコが似合う素敵な女性になっているであろう、という念を抱きながら。僕はまた、大阪と呼ばれていた地に辿り着いた。

”才能を持つ、動かない奴”を動かすには

某友人だのクライアントだの、元恋人たちが私のことを「才能だの能力だのを持ってるのに他の人になかなか還元しようとしない奴、人の役に立とうとしない奴」扱いしてくるから、「何をどうやったら私が動くのか。他の人に還元しようとするのか」を書いてみようと思う。他の才能のある動かない奴にも当てはまるかもしれないから、参考にしてほしい。
ちなみに、「野球の才能を持ってるけど向いてないサッカーをひたすらやってる奴」みたいなのはこの話にたぶん当てはまらない。「そんなに野球やってないで曲作れ(本を書け)」みたいな話だったら、この記事は参考にたぶんなる。

あと、大抵のことは「自分でやった方が早い」であろう。才能が無いからこそ上手く行くことだってあるのだ(スポーツの場合は微妙だけど)。歌が下手だからこそ、良い曲になってしまった、とかいうことはしょっちゅうあるのだ。
ってことで、この記事に載ってることを誰かに試すのなら、「自分ではできないからこそ、才能のある奴を動かしたい」となってからの方が良いかもしれない。

では、どうすればいいのか。

・面倒事を全て引き受ける、準備とか片付け等は全て代わりにやる
まずはこれ。クリエイト系の才能があって動かない奴(の中でも、cookieclickerだのパズドラだのパワプロだのみたいなのにのめり込んじゃう奴は特に)の大半は、準備が必要な行為全般が面倒なのだ。そして、この世でやる作業は、だいたい面倒なのだ。というよりかは、ほとんど衝動のみで動いている(衝動を止めるということは得意かもしれない)。意図的に何かをやるのが、そこらへんの人の1万倍は困難、と言っても良いかもしれない(もっと酷いケースもあるだろう)。

才能を有するということは、その分何かができない(やりたくもない)ということなのだ。

ということで、本人ができなさそう、やりたくなさそうなことは全部やってあげるくらいのつもりでいた方が良いであろう。ただ、こだわる箇所はとことんこだわって自分でやるから、そこは邪魔しないように。

ちなみに、私の絵を売るなり展示したい場合、一通り画材が揃っているアトリエに、絵をなんとなく描きたい気分の日に連行してくれれば、いくらでも描く。
ライブをやらせたいとかなら、セッティングしといてくれればやる。その場で曲作ってギター弾きながら歌うかな。
いずれも、準備にあたる作業がとにかく面倒なのだ。売るだの集客するための工程も、同様。わかりやすいものなんて作りたくないから、わかりづらいものをわかりそうな人を集めるなり、そういう人に売るまでもやってもらえると、とても良いと思う。

私たちが言い放つ「面倒」と、多くの人が言う「面倒」は、濃度が全く違う。10万倍くらいかな。ちょっと想像してみて。



・目立つのには飽きていたり、疲れているということを理解する。
一時期、とんでもない頻度でお巡りにナンパされ、権力の元に持ち物確認という名目で身体を触られたり、カバンの中の確認なりをされていた(任意とは言うけどさ、断ったら断ったでもっと面倒だろうから、結局は応じるしか無いのだ)。「全く、俺の忙しい時の時間取るなら金払えよ」と毎度毎度思っていた(暇な時なら別に良い)。

で、この話がこの記事に何の関係があるのか。わからない人はほっとこうと思ったが、少し解説。ザックリ言えば、「目立つと面倒な事が起こる」ということが、潜在意識にも顕在意識にも刷り込まれているのだ。その刷り込みを取るのも、面倒だったりする(他の問題の方が私にとってはよほど重要だし)。

というわけで、可能な限り引き篭ってパソコンの中でクッキーを焼いたりしていたい、となる。実際、その手の意味わかんないゲームの楽しみ方も深くわかってしまうから、なんか引き篭ることになる。


・承認は要らない(葉巻をくれ)
「お前ら、どうせわかってないだろ」と思ってしまうのだ。かと言って、わかりやすいことをやるのはつまらないとも思っている。それと、一番大事なのは、目が肥えてしまった自分を納得させられるかどうか。気が向いた時にひっそりと作っては、部屋のどこかに葬っている。
そして、レベルの高い人には、ひっそりと作ったものを見せたりする。そして、「まだまだだな。お前のはな、~が足りないんだ。」とか言われて、喜んだりする。

わけわかんないだろうけど、まあ、そんなもんなのだ。

あとはまあ、好奇心とかを刺激するような仕事が来ると嬉しいかな。
……

とまあ、あれこれ書いたが、結局のところ、「面倒なことを代わりにやってくれればなんかやるかもしれない」っていう話。そんでもって、多くの人が求めているような、ファンだとか信者ができるだの賞賛だのなんだのは原動力にならないのだ。そーゆーのを求めている人の場合、しっかりと表で活動するし、わかりやすいものをつくろうとする。「他の人が作った曲の分析してる方が楽しいんだよね」などとは言い出さない。


ちなみに、なぜこの記事を書いたのか。なんとなく書こうという気分になったから、ってのもあるけど、色んなことの準備・片付け作業をやってくれる人が現れてくれればいいな、というところが大きいかもしれない。
あとはなんだろう、冒頭で書いたようなことを言われた際にこの記事を読ませるためってのもあるかもしれない。まあ、なんでもいいんだけど。


面白い仕事なりが来るといいな。  

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